やっほ~!ぽちゆちたです♪
もうすぐお中元を贈る時期だけど、いつまでに贈ればいいんだろう?
もし過ぎちゃったらどうするの~??
夏になると日頃からお世話になっている方へ贈るお中元。
地域によって贈る時期が違うようです。
発送時に慌てないようしっかりと準備をしましょう!
贈る時期やマナー、おすすめの商品をまとめました。
それではどうぞ~♪
お中元とは
元々は中国由来の風習で、旧暦7月15日に死者の魂が下界へ降りてきて生きている子孫へ会いにくる日とされていたそうです。
それが日本へ伝わり、日本の仏教の風習と合わさって日頃からお世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて品物を贈る行事へと変化していきました。
夏の暑い時期に贈るためビールやジュースなどの飲料や、日持ちのするハムやゼリーなどを贈ることが多いようです。
お中元を贈る時期
お中元は地域によって贈る時期が異なります。
贈る相手の地域に合わせて準備を進めましょう。
地域 | 時期 |
---|---|
北海道 | 7月15日~8月15日 |
東北・関東 | 7月1日~7月15日 |
北陸 | 7月1日~7月15日 ※地域により7月15日~8月15日 |
東海 | 7月15日~8月15日 |
関西・近畿 | 7月15日~8月15日 |
中国・四国 | 7月15日~8月15日 |
九州 | 8月1日~8月15日 |
沖縄 | 旧暦7月13日~7月15日 ※毎年日にちが変わるので注意 |
北陸は地域によって時期が異なりますので、分からない場合は7月15日に届くようにすればOKです。
沖縄は旧暦に合わせて行事を行うため、毎年日にちが変わるので注意が必要です!
旧暦のお盆は7月13日~7月15日とされており、3日間しかありませんので前もって確認をし早めに発送しましょう。
ちなみに沖縄の2022年お盆期間は
8月10日(水)~8月12日(金)ですよ~♪
マナーについて
お中元を贈る際はちょっとしたマナーや注意点があります。
事前に問題がないか確認して品物を選びましょう♪
相場はどのくらいなのか
お中元相場は贈る相手との関係性によって変わります。
一般的に3,000円~5,000円が目安となります。
- 親戚への相場
両親や義理両親は5,000円、他親戚は3,000円が相場です。
家族構成に合わせた品物を贈ると喜ばれるでしょう。 - 知人や友人への相場
3,000円が相場です。
親しい間柄で好みも把握していると思いますので相手の好みに合わせて品物を選ぶと良いと思います。 - 上司や取引先への相場
5,000円が相場です。
目上の方だからといって高額な品物を贈ると、相手に気を遣わせてしまいますので控えたほうがいいでしょう。 - 仲人への相場
5,000円が相場です。
また仲人へのお中元は贈る期間が3年と言われています。
それは「色々と手助けが必要な新婚夫婦も、3年立てば自立し手助けが不要になる」という意味からだそうです。
3年目以降も贈るか贈らないかは自由ですが、やめても失礼にはあたりません。 - ご近所さんへの相場
3,000円以下が相場です。
手渡しするのであれば品物を風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーです。
のしはどうすればいいか
お中元を贈る際は基本的にのし紙をつけるのがマナーです。
のし紙に印刷されている水引(飾り紐のこと)にはいくつか種類がありますが、お中元の場合は【蝶結び】にしましょう。
蝶結びはほどけても、すぐに結びなおせることから「何度も繰り返してもよい」という意味があるため基本的な慶事に使用されています。
のしの書き方
のしは本来であれば毛筆で書くのが望ましいですが、最近では筆ペンやフェルトペンを使用する方も増えているそうです。
しかし、ボールペンや鉛筆で書くのは失礼にあたるので避けてくださいね。
- 表書き(水引の上段)
のしの上段中央に縦書きで【御中元】または【お中元】とバランスよく丁寧に書きましょう。
- 名入れ(水引の下段)
のしの中央下段に表書きよりも、やや小さめに贈り主の氏名を書きます。
個人で贈る場合はフルネームで書くのが一般的です。
連名で贈る場合は右から目上の方を順に書きます。
男女連名の際は男性が右、女性が左になるように書いてくださいね。
ご夫婦の場合、妻の名前は夫のフルネームの名前の横に記載します。
連名で記載できるのは3名までなので4名以上の場合は代表者を中央に書き、その左に小さく「他同一」と記載しましょう。
内のしと外のし
のしの掛け方には「内のし」と「外のし」の2種類があります。
特徴としましては
内のし=品物にのし掛けをしてから包装紙で包む
外のし=品物を包装紙で包んだ上からのし掛けをする
となります。
内のしは本来「自分にとって喜び事があったのでお裾分けします」という意味だったのですが、現在は「返礼品」という捉え方が一般的になっています。
また、品物を贈る際に控えめな表現にしたいときや、宅急便での配送時にのし紙に傷をつけたくない場合は内のしにするといいとされています。
外のしは表書きが一目で分かるためお中元や結婚祝いなど、どのような贈り物なのかはっきりさせたい時に利用されることが多いようです。
のしの掛け方には厳密なルールはありませんが配送時は「内のし」、直接手渡しするなら「外のし」にすると良いでしょう。
喪中のときは贈っていいのか
相手や自分が喪中の場合は品物を贈っていいのかな?迷う方も多いと思います。
お中元は日頃の感謝を伝えるための贈り物であって、お祝いではないのでやり取りがあっても問題ありません。
ただ相手が忌中(四十九日)の場合は忙しく、悲しみも癒えていないこともありますので避けたほうが無難です。
また喪中の相手に贈る際は、のし掛けにも注意が必要です。
のし紙に印刷されている紅白の水引は慶事に使用されるものなので、喪中にはふさわしくありません。
白無地の奉書紙に表書きと名入れをしましょう。
喪中にお中元を贈って問題ないとはいえ、中には受け取るのを避けたい方もいるかもしれません。
相手のことを想い、慎重に判断しましょう。
贈らないほうがよいもの
悪いことを連想させるものは贈ってはいけません。
- ハンカチや刃物
ハンカチは手巾(てぎれ)と書き、刃物は切れることから「縁切り」を連想させます。 - 履物やマット
履物やマットなどは「踏みつける」ことを連想させます。 - 靴下や下着
「着るものを恵んであげる」、「みずぼらしい格好をしている」と捉えられるようです。 - 現金や商品券
「お金に困っている」と思われていると捉えられるようです。
良かれと思って贈ったものが実はマナー違反だった・・・なんてことにならないように品物を選ぶ際は気を付けてくださいね。
地域によっては他にもマナーがあったりするので
よく調べてから贈るといいと思います♪
贈る時期が過ぎてしまったら
贈る時期が過ぎてしまっても、のしの表書きを変更して贈ることができますので安心してくださいね。
遅れた時期によって表書きが異なりますので下記をご参照ください。
「暑中御見舞」「暑中お見舞」
立秋~9月上旬
「残暑御見舞い」「残暑お見舞」
※目上の方に贈る場合は「御見舞→御伺」「お見舞→お伺」にしましょう。
9月上旬を過ぎてしまった場合は、贈るのはやめておこう。
贈り物はなにがいいか
お中元で贈る品物はたくさんあって悩みますよね。
夏にピッタリなもの、日持ちがするもの、日用品などを選ぶと無難です。
また、贈る相手の家族構成や喜びそうなものを考慮して選ぶと喜ばれるでしょう。
お中元にピッタリな品物をいくつかピックアップしました。
ネットから購入する場合、のし掛けをして直送できることも多いので助かります。
よかったら参考にしてみてくださいね♪
食品・飲料
お中元は食べ物や飲み物を贈られることも多いので、日持ちのする品物を選ぶと喜ばれますよ♪
加工食品 (ハム・ソーセージなど) |
朝食や、お酒のおつまみになるので使いやすい |
---|---|
食用油・調味料 | 一人暮らしの方は使い切るのに時間がかかるので不向き |
素麺 | 王道ですが揖保乃糸がおすすめ |
スイーツ | ゼリーなど涼しげなものがおすすめ |
飲料 (お酒・ジュース・珈琲など) |
贈る相手がよく飲んでいるものを贈ると◎ |
日用品
日用品などは消耗品のため、あっても困らないのでおすすめです。
ただし香り付きの洗剤や柔軟剤などは、香りにこだわりがある方に贈るのは避けたほうがいいでしょう。
洗濯洗剤・柔軟剤 | 香りにこだわりがある方は避けたほうが無難 |
---|---|
ティッシュ・トイレットペーパー | 良い素材のものを選ぶと高級感があって◎ |
ハンドソープ・食用洗剤 | 食用洗剤は食洗機を使用している家庭には不向き |
入浴剤・バスソルト | 入浴が好きな方におすすめ |
迷った時はカタログギフトもあり
カタログギフトは贈られた相手がカタログに記載されている商品を自分で選んで申し込むスタイルのサービスです。
結婚式の引き出物のイメージが強いですが、お中元・お歳暮や結婚祝い・出産祝いなど最近は気軽に幅広く利用されています。
たくさんある商品の中から自分好みの商品を選べるため喜ばれること間違いなしですよ♪
まとめ
子供のころはお中元が届くとワクワクしましたが、大人になってからルールやマナーがあることを知り意外と大変な行事だったんだなぁと思いました。
でも事前にちゃんと確認すれば大丈夫です♪
- お中元を贈る時期を確認する
- 相手との関係性から適切な相場の品物を選ぶ
- のしの書き方を間違えないようにする
- マナー違反にならないように気を付ける
なるべく早めに準備をしておけば、焦ることなくゆっくりと品物を選べますよ。
贈った相手が喜んでくれるものが見つかるといいですね!
以上となりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました♪
それでは、またね~♪
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